DEATH NOTE 8 (8)

2005 集英社 大場 つぐみ, 小畑 健

 

薦められて読んだが、スゴイ!の一言。重層的なストーリーで先が読めない。絵がサイボーグGの人できれい。中国でデスノートの遊びがはやっているという記事を読んだが、はやるわけだ。しかし、ジャンプで連載しているらしいけど、少年向けの話ではないなぁ~。いいの?ドラゴンボールのような明朗な世界じゃない。そういうのを今の子供は求めているの??

花とアリス 通常版

2004

 

女子高生二人をめぐる日常と恋愛。

フライヤーが印象的ではなかったから、あんまり興味を惹かれなかったのだけど…。見てみたら、なんじゃこりゃ!?イイ!!良すぎ!失敗した!映画館で見るんだった…。鬼のように切ないストーリー最高。テンポもいいし、さすがに映像は美しい。あと10時間くらい見てたかった。

それにしても蒼井優さんキレイ!!つーか、立ち居振る舞いっていうか、声っていうか、体の線っていうか、ツボっすね。フィルムをガンガン回したくなる気持ちがわかります。

見てるだけでこんなに気持ちよいってことは、作っている方はどんだけ気持ちいいのか…。味わいたし。

ターミナル

 

国がなくなり空港ロビーで生活を余儀なくされる話。

感動も恋愛も政治も中途半端っていうか典型的すぎて嘘っぽい。テーマが不明。脚本家がスポンサーに押し切られたのかよくわからないが、脚本がつまらない。

不夜城

2001 リー・チーガイ 金城武, 金城武, 山本未来, 椎名桔平

 

眠らない町、歌舞伎町。その歌舞伎町で交錯する男と女、マフィア、グループ抗争。その中で役割を見出している主人公は、一人の女と出会う。

数年前に原作を読んだが内容を忘れていたのでストーリーを楽しめた。さすがに映画にすると、主人公の生い立ちなどのバックグラウンドまでは語るに至らなかったのは仕方がない。なぜか小説で読んだときの衝撃がなかった気がする。主人公の金城武の演技はどうなのだろう…。それ以外の俳優は完璧だった。

恋の門 スペシャル・エディション (通常版)

2005 松尾スズキ 松田龍平,酒井若菜, 小島聖, 塚本晋也

 

衝撃の予告編?を見て、映画館で見たかったが見れなかった作品。原作の漫画は読んでいなかったが、独特の雰囲気に魅了された。真剣と間抜け、切実とおちゃらけが同居して、不思議な空気を作っている。シュールでかつ非現実的なストーリーは笑いどころ満載。
お互いが持つ独自の世界を尊重して成り立つ恋愛、各自の世界の接点。その接点で二人が共同作業をするシーンはベッドの上ではないがこの映画の中のラブシーンとして、心に残っている。好きなラブストーリーの中の一つになった。

春の夢

1988 文芸春秋 宮本 輝

 

大学生の哲之とその恋人の陽子を中心とした青春小説。トカゲが象徴的で神秘的で哲学的な要素をストーリーに添えて、生や死について考えを深めている。

主人公のポジティブで現実的な人間味あふれる言動はなぜか癒されるというか許されるというか、暖かいもので心が満たされ、人生への示唆にも富んでいる。

.NET&Windowsプログラマのためのデバッグテクニック徹底解説

2003 日経BPソフトプレス ジョン ロビンズ, John Robbins, 豊田 孝

 

元グリーンベレーで20代後半でソフト業界に入ったジョンロビンズ氏の本。グリーンベレーに入れる人はどの業界でもトップにいけるのか?と驚いた。

この本にはWindowsの高度なデバッグテクニックやツール、チップス、教訓が満載されている。CDには著者が製作したDebugライブラリやツール、さらに著者が作ったデバッガのソースまで添付している。

特徴的なのは著者が自分のツールを作ったときにぶち当たった問題などが書かれていたり、コラムには過去に経験したトラブルなどがかかている。翻訳本だけあり面白く読めるし、笑ってしまうエピソードなども満載だ。

もしソフト業界にいてWindowsのプログラムをバリバリ書いているような人であれば絶対に読むべき本。自分も勉強不足であることを痛感した。ここの巻末に書かれている本も読んでみたいと思う。