個人投資家のための原油取引入門

2001 パンローリング 渡邉 勝方

 

最近高騰している原油について興味があったから読んだ。内容はQ&A形式になっていて平易でかつ実践的。用語が難しくはあるが先物取引が分からない人でも読み進められる。先物取引や原油の製造から市場に出るまでの流れもわかる。

イランを知るための65章

2004 明石書店 岡田 恵美子, 鈴木 珠里, 北原 圭一

 

イランについて、文学、芸術、宗教、文化、政治等な側面について、65章に分かれて書いてある。

監修者がイラン文学の研究者らしく文学、芸術に多数のページが割かれている。政治、経済が知りたかったがページ数的には少なかった。全体的に研究者によってかかれているような学術論文的な書き口で、ちょっと読みにくかった。

世界おもしろ比較文化紀行〈2〉ビッグマックプリーズ!!

2001 心交社 小屋 一平

 

世界各地のマクドナルドの面白メニューと、コカコーラ+ソフトドリンク、旅の失敗談などのエピソードが読みやすいタッチでかかれている。各言語でのビックマックの注文の仕方が書いてある。

マハラジャバーガー、サムライバーガー、ばったもんのスプライトなど内容は盛りだくさん。読みやすくて、おもしろい!バックパックな旅行者にはお勧め。

ということで、各国に行ったらマクドナルドに行くべし!私として回転寿司やコンビニも面白いのでお勧め。

老子

1997 中央公論新社 老子, 小川 環樹

 

書き下し、漢文、日本語訳、訳注、(解説)の順に書いてある。文の意味が続かないところや、解釈に諸説あるような解説があったりして、訳者にも意味がわからないところがあるという姿勢が好感がもて、その意味が捉えられないことがあること自体が「老子」である気もした。「大器晩成」「上善水如」なども出てくる。

仏教とキリスト教―どう違うか50

1986 新潮社 ひろ さちや

仏教とキリスト教を一般の人に分かり易いような平易な質問によって対比させることによって、それぞれの宗教への理解を深めるというもの。

その成り立ちから、発展、現在の形にわたり、非常に分かり易く、さらさらと一気に読めた。お勧めです!この人は他にも同じような本をたくさん書いているようですね。

数字が証す中国の知られざる正体―「21世紀は中国の世紀」のウソを暴く

2002 日本文芸社 石 平

 

華やかな中国の成長の裏にあるマイナスなことがらに新聞記事などを情報源にして、スポットを当てた本。あまりにもマイナスな面を注視しすぎているところが気になるが、的を得ているところもあると思う。