レナードの朝

2005 ペニー・マーシャル ロバート・デ・ニーロ, ロバート・デ・ニーロ, ロビン・ウィリアムス, ジュリー・カブナー

 

ロビンウイリアム扮する医師が精神病院に赴任する。患者には石造のように固まって動かない人たちがいた。彼らは何十年もそのような状態であった。精力的で研究熱心な彼は精神病患者の中で固まって動かない患者が共通する症状であることを突き止める。さらに文献を調べて、その病気がパーキンソン病に似ていることがわかり、患者の一人のレナードにパーキンソン病の新薬を投与する。…そしてレナードに朝が訪れる。患者と医師の病気への戦いを描いた実話に基づいた秀作。

10年くらい前に原作である同名の本を読んだが、映画は見ていなかった。原作はここの患者にスポットが当てられているが、映画の方は医師の物語として描かれていたのでキレイにまとまっていた。キレイにまとまりすぎていたかな。ともあれロバートデニーロの演技がすごかった。原作にも映画化のことが書いてあったが施設を見学しに行った彼が帰りのタクシーの中で、すでにまったく患者のようになってしまい驚いたと書いてあった。

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