2005
主人公は中東に三国の独立国を作り上げ、ゲリラ戦の創始者でもあり、「知恵の七柱」の著者、ベルサイユ会議での重要な提案者でもあったロレンスであり、内容は史実にもとづいている。そんなロレンスが密命を帯びてファイサルの元へ向かい、ラクダ隊を組織してアカバを攻略し、さらにゲリラ戦を続け、遂に英軍に先んじてダマスカスに到達するまでの苦難が描き出されていく。ロレンスは何を求めたのか?映画史に残る不朽の名作。
まずはロレンスは知的で詩人で美しい。地理や民族、文化に明るく、砂漠をアラブを愛している。かっこいいッス。助演のオマー・シャリフもカッコイイんだな。これが。それで何より砂漠の映像が素晴らしい。スピルバーグがこれをCGを使ってリメイクしたらオリジナルへの冒涜だ、と言っていた。現在での制作費は3億ドルだという。映画史に残るアリの登場シーンも一見の価値あり!砂漠は美しいのー。砂漠に行きたい。にわかにアラブづいてきた。
レビュー読んだら「知恵の七柱」も読みたくなってきた…。『学者の頭脳と頑強な肉体を兼ね備え、内向的かつ活動的、ユーモアと機知に富み、奇想天外で、親しみやすいのにいつも謎めいている…。そんなロレンスの、カリスマティックな魅力を堪能して欲しい!』うきゃー☆