手紙

文芸春秋 東野 圭吾

 

強盗殺人を犯した兄。それによって人生を狂わされた弟は、獄中から兄への手紙を定期的に受け取ることになる。身内に殺人を犯した人がいるとはどういうことか?きれいごとをはいした物語。

やはり自分自身を省みざるを得ないという、作者の意図どおりの感情を抱く。きれいごとや正論を言ったり、正義漢ぶることもできるけど、結局、自分は自分のできる範囲内のことをやるしかないだろう。悲しいけれど。

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