ヒンドゥー教と仏教―比較宗教の視点から

2001 ナカニシヤ出版 西尾 秀生

 

ヒンドゥー教と仏教とが成り立ち、発展の過程が主にインドの文化、風習の影響と共に説明されている。テーマにしてはわかりやすく、学術論文チックではない文体で読みやすい。
最後にはインドの近代思想家クリシュナムルティにも話が及んでいる。バラモン出身で階層や宗教を否定して新しい思想を広めたという点において釈迦と似ているらしい。この人の本も読んで見たいと思った。

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