家族八景

1975 新潮社 筒井 康隆

 

相手の心を読める七瀬が家政婦として働き、その家に渦巻く感情をつぶさに観察する。8軒の家が短編形式になっている。

テーマの「ぶっ壊れた家族や家庭」はスキなのだけど、、、うーん、ぬるい?主人公を含め、典型的な人物像でリアリティがない…。アンリアルなまでのぶっ飛んだ個性があった方がより、リアルになる気がするのは気のせい?事実は小説よりもアンリアルなり。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です