いのちの食べかた

年度: 2005 国: ドイツ=オーストリア 公開日: 2007/11/10 私たちの食べ物がどんな風に作られたのか、知りたくありませんか?

 

高速にベルトコンベアーを流れていくヒヨコさん。吊り下げられて処理されていくトリさん。朝食を食べる人。トマトさんへの農薬散布。裁かれるブタさん。分別されるリンゴさん。人工授精されるウシさん。昼食を食べる人。ピーマンさんの収穫。淡々とした情景が絶妙なカメラワークで写される。台詞も音楽もない。けれどアッというまに2時間がたってしまった。息をつく暇もないスペクタクルな食料生産の現場。

もっとエグい映像を作ろうと思えば作れたと思うが、邦題にある”いのち”ということに重点を置いていたのかもしれない。動物の一生が断片的に描かれている。どんどんパズルが組みあがっていくのだ。そして、できあがった絵に唖然とする。個人的にはマグロへの薬投与とかも見てみたかったなぁ~とか。映画の後にはメガマックを食べてみたが、やっぱり合掌してしまった。フォアグラとかラムの飼育の映像があったら食べられなかったかもしれない。前の回に小学生くらいの外国人がいたけど大丈夫だったのかなぁ~。まあ一日3度などの食事をとらずにいられないような食事ジャンキーの人は見ておいてもいいかもしれない。

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