ホテル・ニューハンプシャー

1989 新潮社 中野 圭二, ジョン アーヴィング

 

1939年の夏、ウィン・ベリーは浜辺のホテルでメアリー・ベイツと出会い、サーカスを営むフロイトから熊を買う。兄フランク、姉フラニー、ジョン、妹リリー、弟エッグ。くせのある一家は、父が思いついたホテル経営に乗り出す。波乱にとんだベリー家の歴史をジョンが語る。

上巻の方がまとまりがあったように思えたが、全体的に不思議なテイストだった。うちわの冗談が分かってくるような感覚。また章の終わりの文言が幻想的できれいだった。

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