デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

藻谷 浩介 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010年6月10日

 

藻谷氏による現在のデフレの原因を人口の波として分析。この分析により過去に起こっていた経済の動きも理解でき、今後起こるであろう超高齢社会への対応を考える。

伊東千秋氏が何度も薦めていたので読んでみたが、素人には分かりやすく書かれていて良かった。GDPの減少が問題で、結局なんとか付加価値を上げなくちゃいけないってことなのかな。一つ思うのはGDPへの貢献の度合いを企業単位で正規化させて定量的に表す指標はないものかね。それによって税の控除をさせるとかしてほしい。期間工とかで奴隷のように人を使って利益を上げてGDPを下げている企業には負のモチベーションを与えたい。それで経営者がしこたま儲けて海外に投資したら、ほんと意味ないし。ローマの富豪みたいに公共事業を自費でやってくれるなら大歓迎だけど。それにしてもこの本はマクロ経済学者とか新自由主義者とか大企業とか富裕層とか方々から叩かれているのかな。。。がんばってください。

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