モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

2005 ウォルター・サレス ガエル・ガルシア・ベルナル, ガエル・ガルシア・ベルナル, ロドリゴ・デ・ラ・セルナ, ミア・マエストロ

 

キューバの革命の一翼を担ったチェ・ゲバラの若き日に実際にしたと言われている南米放浪旅行を描いた作品。裕福な家に生まれた純粋な彼がした行き当たりバッタリの貧乏旅行が、結果的に彼を革命の使徒に変える。

まず映像が素晴らしかった。エピソードは少し貧弱な感じもする。主人公がかっこよかった。どうも多国語を話せるらしい。前半と後半の表情が違っている。うまい。助演の男優は実はゲバラと血縁関係があるらしい。

たぶん感受性の強かったのだろうゲバラ氏はこの旅行をしなくても強い問題意識を持つようになったのだと思う。それにしても南米の広い空の下をバイクで走りたい。ペルーで列車に乗り、山間の広大な草原を抜ける時に、遠くから犬が列車に走り寄って、うれしそうに併走していた光景を思い出す。何故か昔から南米にあこがれる。

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