男たちの大和/YAMATO

2005年。鹿児島県の漁師・神尾はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性を連れて行くことに。かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、いくつもの戦争の悲劇を思い起こしていく…。

鉄の塊にあまり興味がないので、よく知らなかったけれど、戦艦大和は戦争の華やかさ?の象徴だと思っていた。けれど、この映画ではむしろ愚かさの象徴として描かれている。戦争を主導していた人たちはドM?自滅主義者?みたいな。ほんとヒドイことをやらかしてくれた。被害を少なくして戦争を終わらせる戦略の模索はなかったのだろうか。日露戦争はイギリスの思惑的なところがあったにしろ、もっと理性的だったのだと思う。

しっかし、テーマは良いのだけど、この映画。この画はどうにかならなかったのか。構図が変。気持ち悪い。雪の演出もヒドくない?戦争の経過をとって付けたように説明しているし。けど、大和がメタメタにヤラレまくるシーンや機関銃で人が吹っ飛んだりする画は良かった。感動を誘うシーンもあった。

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