白夜行

2002 集英社 東野 圭吾

 

発端は質屋の主の桐原の殺人事件だった。その後、桐原が最後に会った女性・西本がガス中毒死することで、この事件は迷宮入りする。それぞれの子供である桐原亮司、西本雪穂はその苦難を乗り越え、それぞれの人生を歩んでいくが、彼らの周りには不可解な事件がたびたび起こるのである。二人の半生を描いた壮大なミステリー。

ネタバレしないで感想を書くのが難しい。謎が最後に明らかになるけど、やっぱり涙でてきた。東野氏は元エンジニアだけあってPC88、PC98などが出てきて、オウフッと思ってしまった。パソコンとかプログラムとかが一般の人がどういう風に認識しているのかが分からない。あー、んなこと書きたいんじゃないんだよ。自分は雪穂の眼差しの中にあるものを見抜けると信じたい。

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