
何気なく見た。
登場人物
鮎喰響は本好きの人を寄せ付けないような少女。高校に進学するが、冬休みの時間をかけて小説を書き新人賞に応募する。花井ふみは文芸誌編集者で響の小説原稿を受け取る。祖父江凛夏は文芸部の先輩。
物語の始まり
花井ふみは新人賞の担当だが、送られてきた「お伽の庭」の原稿を読み感動する。しかし宛名も住所もなかったが、応募要項に沿わすために急ぎ自分たちで電子化する。響は高校に進学するが部活に所属する必要があり、文芸部に入ろうとする。部室に行くと、不良たちがたむろしている。響きは構わず入りたい旨を伝えるが、不良と衝突し、指を折る。また文芸部先輩の凛夏とも衝突するが、依頼した響の短編を読んでその才能に気付く。
テーマ
文芸という世界。夢に向かって努力する人たち。響の文芸に対する天性の才能と、血の滲むような努力をする人たちの対比。
最後に
平手さんの雰囲気が良いのかなんとも好きになった。文芸の熾烈な戦いも伝わってきた。やっぱり夢に向かって地を這うような努力をしている人たちが良いのか。小説自体は出てきていないのに深い深い小説なんだというのが伝わってきたのが不思議な体験だった。これは演出が素晴らしいのか。後から気付いたけど、映画と漫画は違うようだったので、ぜひ漫画を読みたい!文芸の世界を垣間見たい人はぜひ見てみてください。