
売り出していたし、アニャ・テイラー=ジョイの独特の雰囲気に惹かれて見た。チェスは正直良く分からないが、分からなくても楽しめた。
登場人物
数学者の母親を持つベスは自閉症の症状があるが、9歳で交通事故で母親を亡くす。養護施設の用務員ウィリアム・シャイベルは経験豊富なチェスプレイヤーだが、ベスのチェスの才能を見い出す。
物語の始まり
母親を失ったベスは養護施設に入れられる。そこでは薬物を子どもたちに投与しており、ベスは依存症になっていく。ある日ベスはひとり地下室で用務員のシャイベルが打つチェスに特別に興味をそそられ、彼からチェスの手ほどきを受けのめり込んでいく。
テーマ
チェスの才能と道徳性の欠如を併せ持った女性が世の中の脚光を浴びて、チェスという男性社会に乗り込んでいく様が気持ちいい。依存症を持つ様子もベスの便りなさを表しているようで、むしろ許容してしまう。どの世界でもちょっとズレているような女性でないと男性社会では戦えないのかしらとも思う。
最後に
撮影効果も凄いと思ったが、アニャ・テイラー=ジョイの雰囲気も大きいように感じた。女性の活躍やチェスという独特の世界を垣間見たい人にはおすすめです!