コミュニケーションに奇跡を起こす マインドマップ活用術

2005 きこ書房 トニー・ブザン, 田中 孝顕

 

コミュニケーションについての本。

イギリス人なのに、合気道の創始者の植芝盛平さんの話が出てきた。マインドマップというキーワードにひかれて手に取ったけど、マインドマップはほぼ関係ない。

みんなで考えよう 世界を見る目が変わる50の事実

2007 草思社 ジェシカ ウィリアムズ, 朝倉 めぐみ, 酒井 泰介

 

世界でおこっている50の事実を数ページづつ解説している本。日本人向けに書かれているので、日本のデータとの比較されている。

気になったものは、、、「毎年、200万人の女性が性器切除されてる」「毎年10の言語が消滅している」とか、いろいろあるかも。

日本の誕生

1997 岩波書店 吉田 孝

 

どのように「倭」という国号が「日本」という変わったか?という疑問に端を発して、日本の歴史を周辺国の動きと共に追ってゆく。

読みにくい。結論も良く分からん。
自ら「日本」を名乗り始めたんだ!って言いたいのかな。

眠れるラプンツェル

2006 角川書店 山本 文緒

 

「結婚したら、楽だった。毎日毎日そりゃあ呑気である。退屈でしょう、と言う他人もいるけれど、もし本当に退屈がいやならば、とっくの昔に私は働きに出ているだろう。
退屈でない生活など、考えただけでもぞっとする。何しろ私は子供の頃から怠け者で、毎日同じ時間に起きて同じ電車に乗って学校へ行くのが苦痛で堪らなかった。」

旦那は帰ってこない。パチンコ、ファミコン、ビデオ、テレビ、猫、昼寝の生活の中で、隣の家の中学生と親交を持つようになる。団地主婦の物語。

山本文緒にしてはライトな内容だった。けど、切り口がやっぱりいいな。

ユージニア

恩田 陸 角川グループパブリッシング 2008年8月25日

 

「ユージニア、私のユージニア。
私はあなたと巡りあうために、
ずっと一人で旅を続けてきた。」

忘れられた祝杯。白い百日紅。群青の間。
旧家で起きた、大量毒殺事件を証言から描いた作品。

結局、真実があるのか否かも分からず。。。